京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

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小浜京都ルートなら減額要求も 舞鶴ルート実現へけん制 京都府

京都新聞(6月22日付)

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小浜京都ルートなら負担減額要求も 舞鶴ルート実現へけん制 京都府

北陸新幹線未着工区間の敦賀以西ルートについて、京都府は21日、JR西日本(本社:大阪市)の主張する小浜-京都案が採用された場合、通過距離などに応じた現行基準での負担金の支払いは難しいとの考えを京都府議会で示した。京都駅以外には府内に新駅が設置されないJR西案では「負担に応じた受益が府民にない」ことが理由。京都府の求める舞鶴経由ルートの実現に向け、国や他府県をけん制する狙いもありそうだ。

全国新幹線鉄道整備法などによると、事業費は新幹線が通過する距離などによって都道府県が3分の1を負担する。敦賀以西ルートは与党委員会で、JR西の小浜-京都案、京都府の提案した小浜-舞鶴-京都案、滋賀県が支持する米原案で検討が進む。

JR西案で小浜と京都を最短距離で結んだ場合、南丹市や京都市の山間部を縦断する。21日の府議会一般質問で、東川直正・建設交通部長は「途中駅もなく、トンネルだけで通過する区間への負担は大変厳しい」と述べ、JR西案に決まれば負担金の減額を求める考えを示唆した。

府交通政策課は「負担金は駅の設置など開通による受益を重視すべきで、距離の単純計算に基づく負担は府民理解が得られない」とし、「府北部に多大な経済効果をもたらす舞鶴ルートになれば、相応の負担を行う」としている。
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京都府のみならず、関西地方にとって最も経済効果の高い舞鶴ルート(京都府北部ルート)実現に向けて京都府の覚悟が伝わってくる記事ですね。特にJR西日本や福井県などが推す小浜京都ルートは福井県やJR西日本の受益が大きく、負担が少ない反面、受益が少なく、負担額が莫大となる京都府にとって受け入れがたいルート案です。

今回、「府北部に多大な経済効果をもたらす舞鶴ルートになれば、相応の負担を行う」という京都府側の相当の覚悟が小浜京都ルートに固執する福井県やJR西日本の態度にどう影響を及ぼすか、注視していきたいと思います。

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北陸新幹線を京都府北部へ 舞鶴市長「実現のため、できることはすべてやる」

産経新聞(6月19日付)

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北陸新幹線を京都府北部へ 舞鶴市長「実現のため、できることはすべてやる」

北陸新幹線の敦賀(福井県)−大阪間の延伸ルートを巡る動きが活発化している。与党検討委員会が今年4月の中間報告で、敦賀−京都間について「京都府北部経由ルート」「小浜・京都ルート」「米原ルート」の3案に絞り込み、国交省に建設費や経済効果などの試算を秋までに終えるよう求めた。年内には最終案を決める方針だ。京都府北部ルートの実現を求める京都府舞鶴市の多々見良三市長(65)は産経新聞の単独インタビューに応じ、「できることはすべてやる」と強い決意を示した。

−多々見市長は府北部ルート誘致促進同盟会の会長として、中央での要望活動を積極的に推進している。最近では山陰新幹線との協力も進んでいるようだ

「6月8日に山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議の深澤義彦・鳥取市長とともに、要望決議を山陰新幹線を実現する国会議員の会会長の石破茂・地方創生相に手渡してきた。石破さんも『日本海側に新幹線がないのはおかしい。今がチャンス』として、山陰新幹線につながる府北部ルートへの応援を約束してくれた」

−いわゆる「日本海側国土軸」の形成が目的だと思うが、なぜそれほど必要なのか?

「東日本大震災後、国土全体の強靱性を確保するには、日本海側と太平洋側の連携を図る必要があると再認識された。日本海側の機能を強化することが急務といわれている。また、この地域は東アジア諸国との交流拠点としての大きな可能性を持っている。さらに、南海トラフ巨大地震などで太平洋側が甚大な被害を受けた時のリダンダンシー(代替機能)確保の観点からも日本海側国土軸の形成は重要だ」

−その中でも京都府北部は特に重要?

 「まず、交通網の結節点としての役割がある。将来の山陰新幹線の整備を考えると、JR西日本が主張する『小浜・京都』ルートでは無駄が多い。しかしそれ以上に、この地域は全国的にみてもたいへん重要な場所だと、私は考えている」

−それはどういう意味で?

 「1つは経済的な貢献。府北部地域は年間6,000億円規模の製造品出荷額を誇り、日本海側有数の生産基盤を持つ。また、舞鶴港という海の玄関口もある。国が進めるインバウンド政策の『広域観光の拠点』としての可能性も高い。さらに重要なのが定量的に計算できない要素。国の防衛に欠かせない陸・海・空の自衛隊基地が集まり、海の安全の拠点となる第8管区海上保安本部、エネルギー供給拠点の火力・原子力発電も数多く立地している」

−そうした重要性は、中央ではなかなか理解されていないのでは?

 「我々の努力不足という面はあったと思うが、いかんせん舞鶴は東京から遠い。情報量という面で圧倒的に不利だったと思う。だから今、さまざまな面でのアピールを試みている」

−新幹線が通ることはは、府北部地域の発展に大きい役割を果たす?

 「日本海側と太平洋側の経済格差は、新幹線など社会基盤整備の遅れに負うところが大きい。しかし、ただレールができるだけではだめ。やはり駅ができないと」

−舞鶴市長としては、やはり舞鶴に駅を作りたいのでは?

 「府北部5市2町が協力して誘致活動をしているので、少なくとも府北部には必ず駅を作ってもらいたい。ただ、海軍鎮守府ができて以来、舞鶴が日本の発展に果たし続けてきた役割を考えると、舞鶴に新幹線の駅を作り、この街がこれ以上衰退していくのを防ぎたいという思いは当然ある」

−市長は石川県の出身で、大学も金沢。舞鶴共済病院の院長として舞鶴に来て市長に転身したわけなので、いわゆる“郷土愛”とは違うと思うが

 「医者はなんでも物事を広く客観的に見る癖がある。日本全体の中での舞鶴の位置付けや、自分が今その責任者になっているという状況を考えると、新幹線の誘致に全力を尽くすしかないと思った。当然、地元の人たちの郷土への思いも大切にするが」

−ただ、その割りには地元の盛り上がりが今ひとつという声も聞こえる

 「私自身、与党検討委員会から昨年「舞鶴ルート」の名前が出てくるまでは、それほど現実的なこととは考えていなかった。市民は少し驚いているのだろう。引揚記念館のユネスコ世界記憶遺産登録の時もそうだったが、いったん盛り上がればすごい力になると思う」

−もちろん、市民の中にも新幹線延伸に反対する声はある。「地元負担」と「在来線の利便性確保」が大きな課題になると思うが

「地元負担に関しては、まだどれほどの額になるかはっきりしていないが、舞鶴市に負担は可能だと思う。もちろん経済効果などプラスの面も考えられる。在来線の利便性については、高速道路など道路網の充実によりカバーできる。近隣の都市には路線バスなどを効率的に利用してもらう。その代わり京都や大阪へは飛躍的に早く行けるようになる。いずれにしても、新幹線の駅ができることの将来的なメリットを考えると、そうした負担は十分に耐えうるものだと考えている」

 −もう1つ、府北部5市2町が必ずしも1枚岩ではないという指摘もあるが

 「全市町が同盟会に入り、協力して誘致活動を進めている。反対している市町は1つもない。確かに自治体によって優先順位の違いはあるが、府北部に新幹線ができることのメリットは共通だ」

−現時点の手応えは

 「私の中にはどうしても、この地域の重要性が中央に伝わっていないという歯がゆさがある。それを理解した上で、他のルートが選ばれるのなら仕方ないが…。幸い山陰新幹線の地元には、安倍晋三首相をはじめ有力な政治家がたくさんいるので、そうした人たちの協力も得ながらアピールを続けたい。私たちの思いが届けば、延伸ルートに選ばれると確信を持っている。もうあまり時間もないので、後の世代の人に『あの時の舞鶴市長は何やっとったんだ』と言われないよう、出来ることはすべてやりきりたい
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舞鶴市長の力強い言葉が心強いですね。北陸新幹線京都府北部ルート(舞鶴ルート)は関西経済にとって最も経済効果が高く、国際貿易都市として発展する舞鶴市や、北近畿地方の製造拠点の綾部市と、国際観光都市の京都市を結ぶ新たな国土軸を構築するのは最適な建設ルートです。

また将来的に山陰新幹線建設を考慮すると、一部インフラを共用できるなどメリットも多く、他のルート案(小浜京都ルート・米原ルート)と比べ、その優位性は特筆に値します。ただ最も新しい建設案であり知名度や基礎研究が進んでいない課題もあり、今後、国交省の試算が出るまでの間、その優位性を他の府県へ説明するなど積極的な施策を行ってほしいと思います。

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日本遺産の旧軍港4市、観光アピールに推進協設立

京都新聞(6月8日付)

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日本遺産の旧軍港4市、観光アピールに推進協設立

日本遺産に認定された旧軍港のある舞鶴市など4市が7日、観光アピールに日本遺産を活用する推進協議会を東京都内で設立した。日本の近代化を象徴する建造物などが多く残る特色を生かし、観光客取り込みに向けて連携を図る。

4市は舞鶴と横須賀(神奈川県)、呉(広島県)、佐世保(長崎県)。共同で文化庁の日本遺産に申請し、4月に認定された。設立総会は4市とその観光・商工団体、防衛省、文化庁から100人が出席した。

会長に就いた多々見良三舞鶴市長は、「東京五輪まで外国人観光客は堅調に増加すると予想され、地方の都市まで足を伸ばしてもらうことが大切だ」と述べ、歴史探訪ツアーなどでの密接な連携を呼び掛けた。

本年度は、通常は非公開の施設を含めて一斉に一般公開する「日本遺産ウイーク」や、11月に都内でフォーラムや物産展のイベントを予定。将来は4市を巡るクルーズ実施も検討する。
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舞鶴市など旧軍港都市の近代歴史遺産が日本遺産に認定され、観光客数は増加しており、今後もその流れにのっていくためにも、4市の緊密な連携は必要不可欠となります。特に舞鶴市の場合、国際観光都市である京都市からいかに観光客を誘客するかは喫緊の課題であり、また舞鶴市から京都府北部の各観光地への周遊性の向上も課題です。

4都市が知恵を絞り、また連携により観光客の誘客に弾みをつけ、経済効果を高めていってほしいと思います。

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「舞鶴経由が最善」 府中小企業団体中央会が要望書

京都新聞(6月7日付)

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北陸新幹線ルート 「舞鶴経由が最善」 府中小企業団体が要望書

北陸新幹線でルートが未定の敦賀(福井県)-大阪間について、京都府中小企業団体中央会(京都市)は6日、府内の均衡ある発展などを理由に「舞鶴を経由するルート整備が最善」とする要望書を京都府に提出した。

要望書では人口や教育、産業面で府の北部と南部に格差が生じているとし、是正のためにも、府北部経由の新幹線ルート整備を求めている。渡辺隆夫会長らがこの日、京都市上京区の府庁を訪れ、城福健陽副知事に手渡した。

敦賀以西のルートを巡っては、与党の検討委員会が4月、「米原」「小浜―京都」「小浜―舞鶴―京都」の3案と、京都―新大阪間を東海道新幹線と別線で結ぶ2案を調査対象とする中間報告を取りまとめた。

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京都府北部を経由する舞鶴ルートは京都駅をターミナルに兵庫県北部や山陰地方へ新幹線網広げる一里塚であり、京都―京都北部間の新幹線インフラの山陰方面新幹線と共用利用できるメリットがあります。

現在、京都府内では舞鶴ルートを支持する声が相次いでおり、山陰地方の各自治体と連携する動きが加速しています。反面、近畿地方や北陸地方では支持する声は少なく、近畿・北陸地方への支持拡大が舞鶴ルート実現の試金石となりそうです。

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北陸新幹線ルート「舞鶴経由を」 7府県の山陰会議決議

京都新聞(6月7日付)

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北陸新幹線ルート 「舞鶴経由採用を」 7府県の山陰会議決議

日本海側を経由し関西、九州を結ぶ「山陰新幹線」実現を目指す7府県の市町村会議は7日、東京都内で総会を開き、北陸新幹線の敦賀以西ルートに「小浜-舞鶴-京都」案の採用を求める決議を採択した。

決議では、山陰新幹線を北陸、京阪神に接続するうえで京都府北部の同ルートが「最も効率的で円滑、合理的」と主張。総会で中川大京都大大学院教授が、山陰新幹線整備による経済波及効果の試算も公表し、消費額は交流人口の増加により新幹線整備で年間377億円、リニアを整備すれば1,590億円が見込まれるとした。8日に山陰新幹線実現を掲げる自民党の議員連盟の石破茂会長に決議を手渡す。

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北陸新幹線の敦賀以西ルートは現在、京都府北部を経由し京都市につながる「舞鶴ルート」、福井県小浜市から京都山岳地帯を通り京都市につながる「小浜京都ルート」、滋賀県米原市につなぐ「米原ルート」の3案が調査されています。その中でも関西地方を縦断し、将来的には山陰新幹線建設の際にはインフラを共用・活用できる舞鶴ルートは非常に有望だと考えられます。

経済効果の高い舞鶴ルートでの建設が最も望ましく、今後は福井県など北陸地方への理解・支持を積極的に働きかけが必要となってくると思われます。

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