京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京都経由軸にルート選定へ 北陸新幹線延伸

日本経済新聞(1月22日付)近畿経済版

---
北陸新幹線延伸 ルート選定 京都経由軸に

北陸新幹線の敦賀以西ルートの検討作業が本格化している。注目は昨夏以降に浮上した2つの案。いずれも京都市を経由する。21日には東京・永田町で今年初の与党検討委員会が開催され、大阪府の松井一郎知事は従来有力とされていた米原ルートにはこだわらない考えを表明。訪日客が急増する中、観光都市の金沢と京都を新幹線でつなぐルートは魅力的なだけに、議論は京都を経由する案を軸に進む可能性がある。

1日5日、京都市で地元経済団体が年賀交歓会を開いた。京都商工会議所の立石義雄会頭は北陸新幹線の延伸問題に触れ、「首都圏から関西まで旅客や物流の流れを作りたい」とあいさつした。集まった約1,000人から拍手が上がった。

立石会頭が念頭に置いているのが、与党検討委員会の委員長である西田昌司参院議員(京都選挙区)が提案した「舞鶴・関西国際空港ルート」だ。年が明けてから、同案に賛同する声が目立ち始めた。

京都府の山田啓二知事はこれまで支持するルートを言及していなかったが、1月5日の年頭会見で「舞鶴を経由しないと京都府にとって意味が無い」とし、2月の与党検討委で舞鶴ルートを推す意向を表明した。府議会は昨年末に舞鶴ルートを求める意見書を可決、1月19日に府北部の5市2町も舞鶴経由を求める要望書を山田知事に提出したばかりだ。京都市の門川大作市長も同4日の年頭会見で「関西全体の発展のため十分な議論をする必要がある」と話しつつ、「舞鶴案は1つの案として魅力に満ちていると思う」と評価した。

従来、3案で進んでいた議論の風向きが変わったのは、運行主体となる西日本旅客鉄道(JR西日本)が検討している「小浜・京都ルート」が明らかになってからだ。

その真意は26日に予定されている与党検討委でのJR西日本のヒアリングで明らかになるとみられるが、東京、名古屋、大阪の三大都市圏を結び、ビジネス客も多い東海道新幹線に対し、観光振興への効果が期待できる。敦賀と米原をつなぎ、建設費や工期の面でこれまで最有力とされていた「米原ルート」の場合、運行本数の多い東海道新幹線との合流は物理的に難しい。米原駅止まりで東海道新幹線への乗り換えとなると、JR西日本のうまみが少なくなる側面もあるようだ。

新幹線ルートは国が決定するもので、沿線自治体の多数決で決まるわけではない。建設費の地元負担や並行在来線の扱いなど課題も多い。同じ京都を通る案でも、JR西日本は舞鶴経由のルートについて、運行時間が余計にかかるほか、工期や費用の増加、地元負担などの点から実現性を疑問視している。

与党検討委は今夏の参院選までに案をある程度絞り込み、国土交通省に工事費などの調査を依頼する見通し。北陸新幹線は災害時の東海道新幹線を補完する機能も持つ。ただ、それだけで膨大な建設費を説明するのは難しく、いかなる新しい意義を見いだすかが問われている。
---

現在、ほぼ京都府が推す「舞鶴関空ルート」とJR西日本が推す「小浜京都ルート」に絞り込まれており、おそらくは工事費などの調査に入るものと思われます。舞鶴関空ルートは近畿地方を南北に貫き、経済・観光振興にも資する非常に経済効果が高いルート案ですが、逆に建設距離は小浜京都ルートよりも長くなるため、建設コストがどのくらい高くなるかが大きなポイントとなりそうです。

今後の議論に耐えうるよう着実に舞鶴関空ルートの基礎研究を進め、京都府外の周辺自治体への理解を求める運動が求められます。

人気ブログランキングへにほんブログ村 経済ブログ 地域経済へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kyotonorteconomy.blog109.fc2.com/tb.php/514-42c69aa3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。