京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

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コンセプトツアー苦戦 海の京都博

京都新聞(8月3日付)

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海の京都博、コンセプトツアー苦戦 7市町合わせてわずか25人

 京都府北部5市2町の広域イベント「海の京都博」(7月18日~11月15日)の期間中、各市町が歴史や文化、自然を生かして実施する日帰りの「コンセプトツアー」が、客集めに苦戦している。7市町合わせて、7月30日時点の参加・予約者数は25人。いまだに申し込みがない市町もあり、広報の強化など対策が求められる。

成相寺での瞑想(めいそう)体験(宮津市)、古い商家でのランチ(与謝野町)、旧海軍ゆかりの東郷邸見学(舞鶴市)、地元産にこだわった山里料理(福知山市)、信仰と自然のつながり(京丹後市)、グンゼや大本の歴史や文化(綾部市)、舟屋の暮らしを体感(伊根町)-。工夫を凝らしたツアーの内容は魅力的だ。

ツアーは、各市町ごとに自治体や観光関係者らでつくる地域組織が、地元の魅力を定義した「コンセプト」に基づき中身を練った。7市町ごとに、土日曜を中心に催行日を設定。それぞれ1日につき5~15人の定員で募集している。

府や各市町、観光協会などでつくる海の京都観光推進協議会によると、30日までに参加や予約があったのは、舞鶴10人、綾部と伊根、京丹後が各5人。宮津、与謝野、福知山はゼロだ。

低調な出足は、ツアープランの組み立てが遅れ、合わせて広報も遅れたのが原因だ。協議会の野木隆事務局次長によると、料金設定や昼食の内容など細かな詰めが難航し、5月までツアーの内容が出そろわず、一覧のパンフレット完成が開始直前の6月中旬にまでずれ込んだ。

特別な体験プランが多いツアーは、事前の準備のため、3~5日前までの予約が必須。現地に来てプランを組む個人旅行客も多い中で、「訪れる前に興味を持ってもらえるようなPRが必要になる」(野木次長)。

この現状に、各市町の担当者は焦りを見せる。

瞑想のほか太鼓打ちなども盛り込む宮津市のツアーを扱う天橋立観光協会は「ツアー限定の体験が盛りだくさん」(中島明専務理事)と内容には自信を見せ、チラシ配布や、HPでの情報発信などでPRに努める。

着付け体験や工場見学など織物文化を体感できる与謝野町のツアーは地元住民が町歩きなどを繰り返し、練り上げた。町観光協会は「ツアーづくりで住民自身が魅力を再発見できた。何とか売る方法を考え努力に報いたい」。内容の一部を抜き出し、より気軽に体験できるプランも販売していく。

海の京都事業には、府と各市町が2013年度から地域組織の活動やPR事業などに、毎年度約6,000万円ずつをあてている。多額の公金支出に応えるには、観光客の増加という成果が必要だ。ありきたりの旅とは違う地域の深い魅力を体験できるコンセプトツアーを生かし、誘客につなげる仕組みをつくっていくことが欠かせない。

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京都縦貫自動車道や舞鶴若狭自動車道の全線開通により、京都府北部全体の観光客数は大幅に増加しているものの、目玉の1つであったコンセプトツアーが苦戦しているようで、今後、PRの強化だけでなく、各地のサービスエリア、道の駅での予約システムの構築、または現地予約で体験できるツアーの設定などが課題となりそうです。

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