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活性化いまだ道半ば 福知山・農匠の郷やくの

京都新聞(2月6日付)

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活性化へ道半ば 農匠の郷やくの 行政の連携不可欠

福知山市夜久野町平野の道の駅「農匠の郷やくの」の6施設が営業を再開し、1年あまりが過ぎた。2007年に自己破産した運営母体に代わり指定管理者となった民間企業や第3セクター計3社が新たな経営方針で施設の再生、活性化を目指している。その現状と課題を見つめた。

「地元産の食材を使った菓子を味わい、ゆっくりと過ごせる。もっと多くの人々に来てほしい」。菓子製造、販売施設「花あずき館」を訪れた地元の主婦(72)は話す。

花あずき館は、和菓子製造の「伊勢源六たちばなや」(本社:京都市中京区)が08年9月に指定管理者となり、営業を始めた。菓子作り体験も受け入れ「職人の技に触れられる」と好評だが、館の収益では運営できず、本社の支援を受ける。営業部の奥野泰史さんは「来館者が見込み数に達せず、設備改修にも費用がかかった」という。

施設の場所がわかりにくいため、道路沿いにPRの旗50本を立てたり、特売や記念品の提供といった販売促進策を講じたりしたが、集客につながっていないのが現状という。

温泉やレストランなど4施設を運営する「ホテルロイヤルヒル福知山」は従業員50人を必要最小限の約20人に削減した。温泉は、客の少ない平日午前の営業をやめて燃料費を節約した。他施設も営業時間や食材の仕入れを見直したりした。

中川重則総支配人は「施設維持のため、コストの削減を徹底し、4施設の合計で昨年度の収支をなんとか黒字にした」と振り返るが、「経営努力だけではこれ以上の集客は困難。家族連れなどを呼び込むオートキャンプ場など新施設も必要」と指摘する。

道の駅全体の活性化をめざし8つの関連団体が「農匠の郷連絡協議会」を設立。街路を花で彩る「花回廊」やスタンプラリーなどに取り組んだ。協議会長を務める中川支配人は「すべての施設が潤わなければ真の活性化にならない」と訴える。

農匠の郷やくのが昨年実施したアンケートによると、来場者の85%を40歳以上が占め、若い世代は少数。58%が「2~3人で来場」、そのきっかけは50%が「知り合い(から知った)」という。国道9号から約400mも離れている点を指摘し、「国道沿いに道案内の看板を」という助言も寄せられた。

施設の関係者の中には「指定管理者は4年ごとの更新。続けて担当できる確証がなく、投資も含め積極的な運営ができない」と話す人もいる。こうした意見に、福知山市は「施設運営を定めた条例の制約の中、どのような支援ができるか考えている」としている。

農匠の郷やくのを、丹波の観光拠点として活性化できるか。集客力のある魅力的な施設づくりには、民間と行政の一層緊密な連携が欠かせない。

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コスト削減や集客イベント等、指定管理者の民間企業の経営努力が随所に見られますね。あとはいかに集客力を高められるかですが、国道沿いの案内板は最低限行う必要で、他にも京阪神から北近畿地方への観光客を、農匠やくのに呼び込める魅力ある施設を目指してほしいです。

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