京都北部経済新聞

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地域の足を守る 上下分離方式検討 KTR

京都新聞(12月15日付)

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【地域素描】 地域の足を守る 鉄道は上下分離に

利用者の減少で地域の鉄道やバスは慢性的な赤字に直面、路線の廃止や撤退が相次いでいる。地域の生活の足をどう守り、経済の活性化につなげるかが大きな課題だ。

赤字に悩む北近畿タンゴ鉄道(KTR)の現状について、京都府の山田啓二知事が9月の議会でこう指摘した。

「赤字になれば自治体が補填する親方日の丸の経営が関係者の危機感の薄さにつながっている。施設・車両が老朽化しており大規模施設投資が必要で、一番問題なのは利用者の減少だ」。これが各地の第三セクター鉄道が抱える共通の課題だ。

KTRの2011年度の経常赤字は7億7500万円で過去最悪。1990年度に旧国鉄の赤字ローカル線を引き継ぎ三セク化してから黒字は一度もなく、93年度に303万人だった利用者は194万人にまで減った。国が表彰するような増収策も展開したが事態は改善しない。

京都府など地元9府県市町による穴埋めはこれまで計81億円。「東京や大阪と鉄路でつながっていることは大きい。地域振興、府内の南北格差の是正から今踏みとどまって存続すべきだ」(京都府)で一致はするが、「青天井の赤字負担は避けたい」のも現実だ。

切り札として検討するのがKTRの「上下分離」だ。線路や車両などの施設は自治体所有にし、鉄道会社は運行に専念する。若桜鉄道(鳥取県)で使われる手法だ。

「今後10年間で42億円掛かる設備更新の費用は自治体が支払う代わり、事業者の経営責任は明確にする」と京都
府。社長を府OBから民間に代え本社も移転する予定だ。

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鉄道は定時性が高く、また観光資源としても有望であり、KTRでも宮津線の由良鉄橋や奈具の海岸線などは観光資源として有望です。また大阪や京都といった大都市圏と鉄路で結ばれていることも重要で、丹後地方の振興にとっては欠かすことのできないものとなっています。

上下分離方式は確かに経営改善に有効な方法といえますが、結局は沿線自治体が費用を負担するという意味では同じであり、舞鶴市や福知山市なども含め、沿線自治体に住民にいかに理解を得るか、今後重要になってくると思います。

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