京都北部経済新聞

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舞鶴港拠点化へ ロシア航路試験運航 多難な船出

朝日新聞(6月20日付)舞鶴支局版

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ロシア航路 多難な「船出」 舞鶴港拠点化へ府が試験運航

京都とロシアをつなぐ貨物船の定期直行便を復活させようと、府が舞鶴港の拠点化を進めている。19日、ロシア極東・ナホトカ港行きの貨物船が入港し、試験運航が始まった。しかし、出荷量が減る中で需要が見込めるのか、先行き不透明な船出となりそうだ。

舞鶴西港に2010年に完成した国際埠頭(ふとう)。この日、台風4号の接近で雨が降る中、ここを拠点とする地元の貨物船が接岸した。ロシアとの貿易を試験的に担う「第1号」の船だ。初回は雑貨などを積んで出港するという。「定期航路がまちのにぎわいにつながれば」。市民からも期待の声が上がる。

ロシアは9月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)をウラジオストクで開催するなど、極東開発に本腰を入れる。中心地ウラジオストクは中古車の一大市場となり、日本の自動車メーカーも現地生産の準備を急ピッチで進めている。

舞鶴港が中古車や日本メーカー向けの自動車部品の集積地となり、極東へ送り出すことができれば――。府はそう思い描き、「関西の日本海側の玄関港」として北部の振興にも弾みをつけたい、と期待している。

ウラジオストクの東180キロに位置するナホトカ市と舞鶴市は姉妹都市。日ソ国交回復後の1958年、日ソの定期航路が両市の間で最初に開かれた縁がある。約860キロ、最短2日で運べる地の利もある。

懸案だった港へのアクセスも、2014年には京都縦貫道が京都市までつながり全線開通する。府は「ここ数年が勝負」とみて、ひとまず試験運航を6往復続け、貨物需要の掘り起こしに乗り出す。今年度約600万円の予算をあてた。

だが、課題は多い。

迅速に運搬でき、国際物流の主流であるコンテナ船のナホトカ航路は89年に一度開かれたものの、積み荷の減少で97年に休止。今は神戸などに向かう途中に在来船が立ち寄る程度で、積み荷不足は相変わらずだ。

競合する港も多い。関西で神戸港と大阪港は別格。日本海側も博多や下関、新潟など、舞鶴より規模が大きい港がある。地域再生をかけてロシア航路の獲得に動く秋田港や富山港もセールスに懸命だ。

肝心の京都経済界の関心もいま一つ。「舞鶴港の発展は重要」との声は聞かれるものの、照準は中国や東南アジア、インドといった新興市場に合わせ、ロシアまで関心が及んでいないのが実情だ。

府の目標は、1往復につき30個程度のコンテナ量を確保し、2015年までに定期直行便を復活させること。実現できるかは未知数だ。

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舞鶴港を含め、各港湾の対ロシア貿易の主力は木材や中古自動車といったいわゆる「在来貨物」が中心であり、コンテナで輸送可能な貨物は少ないのげ現状です。しかしロシアの経済成長とともに、ロシア政府も今までの木材も原木材の輸出ではなくロシア国内で木材を加工し、付加価値をつけた木工品の輸出を奨励する方針に転換しており、今後はコンテナ貨物量の増加も期待できます。

今まで舞鶴港は伏木富山港や新潟港に次ぐ対ロシア貿易量を誇っており、今後の発展も中国や韓国などとの航路とともにロシア航路の成長が重要な鍵をにぎってくると思われます。

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