京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

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KTR増客へ ユニーク策 危機的経営改善へ

京都新聞(5月6日付)

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KTR増客 ユニーク策 三セク赤字最大、危機的経営改善へ

第三セクター鉄道で最も経営状態が悪化している北近畿タンゴ鉄道(KTR)の再建に向け、京都府や沿線自治体が増客対策に乗り出した。吉本新喜劇の舞台に駅舎セットを登場させてPRしたり、与謝野町では免許を返納した高齢者に乗車券代を補助するなど知恵を絞ったユニークな対策を始めている。

KTRは2011年度の経常赤字を約8億円と見込み、全国35社の三セク鉄道の中で赤字額が最大。府は同年度から抜本的な経営改善策を検討し、KTRや沿線市町に増収策の強化を求めている。
 
KTRは7月上旬、府の補助を受け、「なんばグランド花月」(大阪市)で公演される吉本新喜劇をPRに活用。府北部の駅舎や列車、観光地を舞台にしたストーリーで笑いを誘い、観客に利用を訴える。テレビ放映も予定され、府交通政策課は「お笑いファンに大きな誘客効果がある」と期待する。

与謝野町は高齢者の乗車を増やそうと、車免許を返納した65歳以上に2万円分の乗車券を補助する制度を始めた。同町総務課は「高齢者の事故防止と、KTRの経営改善の一石二鳥になる」と話す。
 
福知山市では、中学生のアイデアを生かし、鬼伝説の地として有名な同市大江町の大江中生徒から提案のあった駅弁「鬼斬り(おにぎり)」を販売する。同市大江支所は「地元産米を使ったおにぎりの駅弁。観光客に鬼伝説をアピールする」と意気込む。

KTRの乗客数はピークだった1993年の303万人から、11年度には194万人まで激減した。KTRの大槻茂社長は「経営は危機的な状況だが、沿線自治体とも協力し、できるだけ利用者に迷惑をかけずに経営改善を実現したい」としている。

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北近畿タンゴ鉄道の経営状態は非常に逼迫しており、宮津線の一部区間の廃止や宮福線の電化設備の廃止などハード面からの経費削減策や、普通列車の大幅減便などソフト面の経費削減策等、今まで主に経費削減に主眼がおかれていたように思います。その点では今回の取組みは、経費がそれほどかからない反面、草の根の利用促進が期待できる事から、今後も地道な取組みを期待したいですね。

特に府北部を営業エリアにする京都北都信用金庫(本店:宮津市)が先月より月2回ながらKTRを利用する日を設定したとの報道もあり、このようにKTRを地域の大切な財産として「乗って残す運動」が丹後地方だけでなく、舞鶴や福知山の企業や団体に広がることが今後、重要な鍵となりそうです。

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  • 2012/05/12(土) 11:40:47 |

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