京都北部経済新聞

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KTR赤字が過去最悪 8億円超 JR線直通特急の廃止響く

京都新聞(3月8日付)

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KTR赤字 過去最大8億円超 JR線特急の廃止響く

北近畿タンゴ鉄道(KTR)の本年度の経常赤字が8億500万円と過去最悪になる見通しとなった。同社は昨年3月のダイヤ改正で、特急車両が大阪方面へのJR線乗り入れをやめた影響が大きいとみている。人件費削減などで赤字幅減少の傾向も出る中、大きな収入源の一つを失い、経営努力を成果につなげられない状況に頭を悩ましている。

同社の本年度経常赤字は前年度より約1億4,000万円増えた。ダイヤ改正で丹後地域と大阪方面を結ぶ特急列車「タンゴエクスプローラ」が廃止され、JR福知山線に乗り入れることでJRから得ていた車両使用料(2010年度は1億800万円)が本年度はなくなり、「この収益源が大きく響いた」(同社経営企画部)という。

東日本大震災による観光客などの減少で旅客収入も減少。1月末現在で7億3,700万円と前年同期比2.2%減と伸び悩んだ。

同社の経営は1990年の会社発足当時から、車両の減価償却費の減少などで赤字額が減少することはあったが、5年ごとにほぼ1億円ずつ赤字額が膨らんできた。

これに対し、10年度は企画切符やイベント列車運行で乗客の増加につなげ、60歳以上の社員約80人を対象に給与の3割カットも実施。赤字は6億6,900万円と前年比で4,600万円減り、経営努力で初めて赤字額を減らしたばかりだった。

中島茂晴経営企画部長は「経費削減に努めているが、赤字解消には限度があり乗客の増加が鍵。サービス向上、継続して乗ってもらえるイベントの立案など営業努力をさらに重ねる」と話した。

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経常赤字が8億円を超えるとなると、危険水域かも知れません。「地域の足」として京都府や沿線自治体の財政支援を続けていますが、この支援も無尽蔵という訳では当然なく、いずれの府市町も厳しい財政事情の中、資金を捻出している事を考えると、これ以上の赤字額増加は認めにくい状況になりつつあります。

現在、丹後地域のみならず、舞鶴や福知山地域でも人口減少が続いており、飛躍的な旅客収入の増加が見込めない以上、宮津線の一部廃止や宮福線の電化設備の撤去等、大胆な経費削減が求められるかも知れません。

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