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舞鶴-韓中 高速フェリー 来年度に試験運航へ 京都府と利用企業

日本経済新聞(10月5日付)近畿経済版

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舞鶴-韓中高速フェリー 京都府と企業、来年度に運航へ

京都府はフェリー会社などと連携し、京都舞鶴港(舞鶴市)と韓国、中国を結ぶ高速フェリーの定期航路を新設する方針を固めた。来年度に試験運航を始め、2015年までに開設する。大阪港発着のフェリーに比べ所要時間の短縮を目指す。関西への観光客の誘致拡大を狙うほか、工業分野や雑貨などの輸出入の利用を促す考えだ。

舞鶴港の国際フェリー航路は初めて。京都府は旅行会社や商社、メーカーなど十数社で構成する企業連絡会議をこのほど設立し、航路開設に向けた準備に着手した。

韓国・浦項市の浦項港、中国・蘇州市の太倉港をそれぞれ結ぶ計画で、週に計5回程度の運航を検討する。浦項は韓国の鉄鋼最大手ポスコが立地し、近隣に観光地の慶州がある。所要時間は浦項は約12時間、太倉は約32時間を予定する。釜山や上海を結ぶ大阪港のフェリーに比べ、3~4割短縮できる見通し。

京都府は中国や韓国からの集客に期待する。フェリーを利用すれば、関西の土産物を大量に購入して持ち帰りやすい。関西から韓国・中国への観光需要も見込む。

物流面では自動車部品やアパレル製品、食品などの運送を見込む。京都縦貫自動車道が14年度に全面開通すると、京都市から宮津まで105分かかる所要時間が90分に縮まる。

京都舞鶴港は新しい埠頭が10年に運用を開始、海外との取引量が急増している。10年の貨物量はオーストラリアからの石炭の輸入増が寄与し、09年比で33%増の1000万トンに到達した。アジアとの取引も同時に増加。10年の韓国との取引量は、鉄鋼の輸出などがけん引し、約3万8000トンと09年比で65%の大幅な伸びを示した。

近畿運輸局によると、関西では大阪港と神戸港が中韓へフェリーを運航しているが、週6便にとどまる。中韓に近接する九州の実績は、その約10倍の週60便程度だ。

大阪府によると、府を訪れるアジア客は10年で223万人。中国や韓国からの観光客のうち、約1割がフェリー利用とみられている。京都府は「関西国際空港の輸送能力には限界があるため、外国人客の受け入れ体制を整備するためにも、舞鶴港の活用が必要だ」としている。

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舞鶴港は京都北部のみならず、低迷する北近畿経済の起爆剤として期待されており、今回の試験運航の成否が今後の地域経済の命運をにぎるといっても過言ではないと考えます。

舞鶴港と韓国・中国と高速フェリーで結ばれることで、新たな物流ルートが開拓され、従来の「大都市圏から離れた地域」というイメージから「国際港湾に隣接した物流の拠点」となり、企業誘致や地域の産業育成に弾みがつくことが期待されるばかりか、韓国・中国からの旅客により天橋立や城崎温泉といった観光への良い影響も期待されます。

ただ過去には韓国釜山フェリー航路があった金沢港(石川県)が開設から3ヶ月で航路休止に追い込まれるなど、集客、集荷が重要となってくる事は間違いなく、官民一体となったポートセールス、利用促進が今後の成否に直結してくることでしょう。

とにかく今回の京都府の英断には拍手を送りたいと思います。

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コメント

税金で補助するなら、お金をドブに捨てるも同然。
航路を開設しても、おそらく半年程度で赤字の為に運航中止になるだろう。
大阪・神戸発着の国際フェリーは、上海・天津といった大都市を結んでいる。
冬場の日本海の荒波も問題。
乗客の事を考えれば、必要以上に大型の船が必要となる。

  • 2011/10/06(木) 12:01:48 |
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  • 名無しの通りすがり #fBweyL1.
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