京都北部経済新聞

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日本海側拠点港 舞鶴港選定に期待 機運の高まりが鍵

京都新聞(7月18日付)

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日本海側拠点港 舞鶴港選定に期待 機運の高まりが鍵

国が港湾整備の重点投資の対象とする「日本海側拠点港」の応募締め切りが29日に迫り、京都府は「経済の活性化につなげたい」と舞鶴港の選定に期待をかける。地元の市民や地域社会も一体となって港湾振興への機運をどう高めるか、課題が横たわっている。

JR西舞鶴駅の西駅交流センターで6月末、市民グループ「みなとの今後を考える会」が勉強会を開いた。約30人が、近畿で物流が神戸港と大阪港に集中する現状や経済成長が著しい中国やロシアとの窓口として舞鶴港の可能性について府職員から話を聞いた。

会は、拠点港の募集開始を前にした5月、市内のNPO法人や舞鶴青年会議所など4団体で結成。会長の石橋裕志さん(42)は「港は行政の持ち物との意識が強いが、活用次第で生活に大きく影響する。市民の関心を呼び起こし民間の立場で見つめ直したいが、今後の活動の進め方は定まらない」と手探り状態だ。

2010年の舞鶴港の取り扱い貨物量は1,014万トンと、過去最高を記録した。しかし、対外貿易のうち、同年8月に本格稼動した関西電力舞鶴発電所に直送される石炭輸入が大半を占めているのが実情だ。同年4月に利用が始まった舞鶴国際ふ頭では、2010年のコンテナの取り扱い実績は4,100個余りと、目標(10,000個)の4割にとどまる。

舞鶴市のある港湾業者は「これまでコンテナの扱いを重視してきたが、バルク(バラ積み貨物)の重要性も見直すことも必要では」と指摘する。木材や中古車などのバルクは積み下ろしに時間や手間がかかり、荷役面での雇用創出、船員の飲食や娯楽、買い物などの地元の商業振興につながるとの見方もある。

舞鶴商工振興会の尾関善之会長(64)は「商業活性化の原点は人とモノの交流。拠点港に選ばれ、街や商店街ににぎわいが生まれたら」と期待する。

全国の候補地を視察する一環として、2月に舞鶴港を訪れた国土交通省の市村浩一郎政務官は、選定のポイントをこう述べた。

「重点投資の狙いが経済成長にある以上、地元の自治体、企業、市民が一体となって港湾振興をめざす機運が高まっているのか、重要な判断材料となる」

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地方港の活性化には、自治体の他に地元企業や住民の強力な後押しが必要となります。日本海側の港湾を見ていても、金沢港では建機製造大手のコマツが旗振り役となり、利用拡大を図っていますし、お隣の敦賀港でも東洋紡など地元企業が従来の神戸港利用から敦賀港利用にシフトし、結果、便数が増加(週1便→現在は週4便)したケースがあります。

一方、舞鶴港は背後地に日本板硝子(舞鶴)や日立造船(舞鶴)を始め、グンゼ(綾部)、オムロン(綾部)、京セラ(綾部)、アイリスオーヤマ(三田)など輸出入型企業があり、その潜在能力は高いものの、舞鶴港の利用率は極めて低いのが現状です。企業側からは「便数が少なく、利用しづらい」等の声があるそうですが、舞鶴港を育てていくためにも、積極的な利用が望まれます。

また「地元の港を育てよう」という企業を応援する意味でも、新聞等で舞鶴港への利用を行っている企業を公表し、市民も舞鶴港の利用状況に関心を持ち、また応援するというスタンスが必要となってくるように思います。

いずれにしても、京都府北部のみならず北近畿地方の経済活性化には舞鶴港の振興は欠かす事のできない要素であり、拠点港に舞鶴港が選定される事に期待したいですね。

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