京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過去最大の経常赤字 取締役半減し、再スタートへ KTR

京都新聞(6月28日付)

---
KTR、取締役を半減 沿線4首長、退任

京都府と府北部の市町など出資の第三セクター・北近畿タンゴ鉄道(KTR)は28日、株主総会を福知山市内で開き、取締役だった府北部5市町長のうち、4人が退任を決めた。経常赤字が過去最悪の8億4,100万円にのぼる2012年度決算を報告した。

株主総会後の取締役会で、新社長に元府建設交通部理事の上田清和氏(58)を選任した。取締役としての任期は、2015年6月まで2年間。前社長の大槻茂氏(63)は退任した。

取締役には上田氏のほか交通、金融機関の民間企業役員を含む8人を選任、前期の16人から半減した。「経営責任を明確化する」(山田啓二知事)という府の方針を受け、府北部の5市町の中では京丹後市の中山泰市長だけが再任し、宮津、舞鶴、福知山、与謝野の首長は退任した。副社長には、岡西康博副知事と中山市長が就任した。

当初の議案で、兵庫県の自治体は取締役に入っていなかったが、「兵庫県域の支援が改革には不可欠で、代表が必要」とする京都府からの修正案が可決され、県の幹部1人が再任された。

決算は、特急車両の検査時期が重なったことによる修繕費の増加や軽油単価の上昇で、経常赤字が前年比8.5%(6,600万円)増えた。

株主総会では他に、経営のスリム化のため、KTRの本店を福知山市から、運行本部のある宮津市へ移すことを承認した。

---

過去最大の経常赤字を計上したKTRですが、上下分離方式の導入の他にも抜本的な経営改善が必要でしょう。沿線人口は減少を続けており、飛躍的な利用増加は見込めない中、無駄な設備の統廃合も必要ではないでしょうか。例えば宮福線の電化設備は、JR車両の乗り入れ数が少ない中、維持費だけで大赤字な状態であり、廃止するなど、「痛み」も伴う改革が必要と思います。

もちろん縮小だけでは路線の維持は難しいことから、利便性の高いダイヤ設定や外からの観光誘客はもちろんですが、増収策が限られる中、経費削減策の一段と求められています。

人気ブログランキングへにほんブログ村 経済ブログ 地域経済へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
次のページ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。