京都北部経済新聞

京都府北部(舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、宮津市、与謝郡)の経済情報

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韋城製作所が森本工業団地へ進出 京丹後

Logistics Today(12月9日付)

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京都・韋城製作所、京丹後市の森本工業団地へ進出

京都府京丹後市は9日、市が2010年度から分譲を開始した森本工業団地に産業機械部品の鍛造などを手がける韋城製作所(本社:京丹後市)が進出の意向を示したと発表した。

同市では、企業が進出しやすい環境を整えるため、今年度から新たに用地賃貸制度を導入し、6,359平方メートルと5,730平方メートルの区画で9月から11月にかけて市内企業に募集を行った結果、韋城製作所から貸付特約付譲渡方式による申し込みがあった。

貸付特約付譲渡方式は、10年以内の貸付期間を経て用地を譲渡する制度で、市は同社の資格審査を経て工業団地の用地譲渡を12月議会に追加提案する。

森本工業団地は、総分譲面積が7万2,255平方メートルの4区画で、このうち同社は2区画を申し込んだ。2017年5月からの操業開始を目指す。
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京丹後市の森本工業団地は2016年度に開通予定の京都縦貫自動車道(鳥取豊岡宮津自動車道)大宮森本インターチェンジに直結する工業団地で、京都府北部でも交通アクセスの優れた工業団地の1つです。ただエンジン部品製造の日進製作所の進出が一時決まったものの、その後白紙化された経緯があり、今回の立地決定は非常に喜ばしいですね。景気回復が遅れている丹後地方にあって雇用創出に期待したいと思います。

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丹後の魅力、中京圏でPR 高速道全通で誘客本格化

京都新聞(10月22日付)

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京都・丹後の魅力、中京圏でPR 高速道全通で誘客本格化

京都縦貫自動車道と舞鶴若狭自動車道の全線開通を追い風に、中京圏から京丹後市や京都府北部に観光客を誘致するなど、ビジネスチャンスの開拓を試みる動きが本格化している。市が名古屋市内に事務所を設けたのをはじめ、府も名古屋で観光ビジネスフェアを初開催し、丹後の魅力のPRに乗り出している。

市は7月、市商工会や丹後織物工業組合、丹後機械工業協同組合などと「京丹後ビジネスコミッション」をつくり、名古屋駅前に事務所を開設。市営地下鉄での車内広告設置などを展開している。

府丹後広域振興局(京丹後市)も今月6~7日、旅行会社と食品バイヤー向け商談会を企画。府北部の農漁業、観光関係者が中京圏の旅行会社、百貨店、スーパーなどに丹後産の京野菜や米、フルーツ収穫体験などを売り込んだ。百貨店と農家が贈答用フルーツの契約を結ぶなど、手応えは上々のようだ。

京丹後市観光協会や地元金融機関などはキャラバン隊を結成、22~23日に同県内で丹後の魅力をPRする。京都北都信用金庫(本店:宮津市)と但馬信用金庫(本店:豊岡市)の協力で、愛知県内8信金で初の誘客活動を行う。

同振興局や市観光協会によると、名古屋市-京丹後市間は、新名神高速道・京都縦貫自動車道経由で約3時間に短縮した。同振興局商工労働観光室は「中京圏で丹後の知名度は低い。市などと連携してPRを継続したい」、市観光協会の佐々木正二郎副会長は「手探りだが、誘客に結びつける取り組みに力を入れていきたい」と話す。

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京都縦貫道や舞鶴若狭道の全線開通は、京都府北部にとって千載一遇のチャンスとなっており、今まで観光振興や企業誘致で遅れをとっていた丹後地方にも大きな恩恵が期待されます。特に京丹後市では他の自治体が京阪神や東京などでPR活動を展開するなか、日本第3の市場をもつ名古屋圏にも力を入れており、注目されます。PR活動は即効性は薄く、地道で継続的な活動が効果的です。今後も粘り強く、息の長い活動を期待します。

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テレワーク実証実験 都市部の企業誘致 京丹後

日本経済新聞(9月5日付)近畿経済版

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テレワーク実証実験 都市部の企業誘致 京丹後市

京都府京丹後市はIT(情報技術)を活用して都市部にある企業の誘致に取り組む。大阪市のネット企業などと協力し、ITを使って遠隔地でも都市部と同様に働く「テレワーク」の実証実験を、10月から本格的に始める。実験を通じてノウハウを高めて、テレワークを通じた企業の誘致や起業の拡大につなげる。

総務省が進める事業の一環で、ITを有効活用してビジネス上の不便を解消しつつ、賃料などのコストの安い地方に拠点を置くメリットを訴えていく。

実施にあたり、丹後地域地場産業振興センター(アミティ丹後)と、スマホアプリを開発するアーティフィス(本社:大阪市)とブリリアントサービス(本社:大阪市)の2社、明治大学サービス創新研究所との協議体を設立した。

アミティ丹後が入る建物に2社がサテライトオフィスを設ける。別の1社も加わる予定。3社の11人が京丹後市に移住して10月から新サービスの開発などを進める。

京丹後市は実験を通じて得たノウハウを生かし、都市部のIT企業の誘致を進めていく。20年度までにテレワークを通じた企業進出10社、創業5件を目指している。

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京都府北部では、京都縦貫自動車道や舞鶴若狭自動車道の全線開通や、舞鶴港の航路拡大などにより、今まで以上に企業が進出しやすい環境になったものの、企業誘致自体、自治体間の競争も激化しており、その成果は、京都北部でも奥に行けば行くほど薄いものとなっています。

テレワークでの企業誘致は四国などで先進的に取り組んでおり、一定の成果を上げています。テレワークでの企業誘致も自治体間の競争が激化している分野ですので、一筋縄ではいかないものの、雇用の場を創出したい地方側と、コスト面や従業員の福利厚生面を考える企業側のギャップを埋める手法であり、実験によって得られたノウハウで、企業誘致が進むことを願うばかりです。

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京都・京丹後へ無料バスでGO! 学生呼び込み、まちおこし

京都新聞(8月13日付)

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京都・京丹後へ無料バスでGO! 学生呼び込み、まちおこし

学生を京都府京丹後市に呼び込もうと、市と府内外の大学でつくる連携組織が13日から、京都市内と結ぶ無料のシャトルバスを運行する。滞在場所として宿泊料金が不要な空き家も提供。学生の足を運びやすくすることで農業振興や観光資源の発掘などまちおこしに力を貸してもらい、将来的には若者の定住にも結び付けたい考えだ。

京丹後市と龍谷大、慶応大など8大学が昨年設立した「京丹後市夢まち創り大学」。少子高齢化や若者の流出が進む中、学生の力を生かした地域活性化を目指しているが、大学のある都市部からの移動は交通費が掛かるのがネックだった。国が地方創生の一環で自治体を支援する「地域再生計画」を活用し、訪れやすい環境を整えることにした。

シャトルバスは市所有のバス2台を使用。毎週金曜にJR京都駅や京都市内の大学を出発する往路便、日曜に京丹後市内から出る復路便を運行する。乗車希望の2週間前までに窓口の府北部地域・大学連携機構に予約する。大学が夏休み中の9月までは5人以上の乗車を条件に金曜以外でも利用でき、13日は龍谷大の学生グループが乗車する。

予約の際に宿泊や活動内容の希望を伝えておくと、連携機構のコーディネーターが市内の空き家を用意するほか、農作業体験や住民との意見交換会、市内観光や地域の祭り見学などをアレンジする。移動手段として電動アシスト自転車も無料で貸し出す。

夢まち創り大学の学長を務める富野暉一郎龍谷大名誉教授は「多くの学生を受け入れ、京丹後市の地域資源を発掘したい。いずれは府全体の農山村振興にも生かせるのではないか」と意気込む。市企画政策課は「学生の中から京丹後市に根づく若者が現れてほしい」と話している。

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非常におもしろい試みだと思いますが、結局は若者の定着には「働く場」の創出が絶対的に必要であり、どこまで有効に機能するか疑問です。ただ普段は京丹後に行く機会がない学生を、丹後地方に呼び込み、地域の魅力に触れてもらう絶好のチャンスであり、また所謂「よそ者」だからこそ、地域の隠れた魅力を再発見できる機会になる可能性もあり、期待したいと思います。

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名古屋に事務所開設 担当者常駐し企業誘致推進 京丹後市

産経新聞(8月1日付)舞鶴支局版

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京丹後市が名古屋に事務所開設 担当者常駐し企業誘致

京丹後市の名古屋事務所(名古屋市中村区)のオープニングセレモニーが、現地で開かれた。河村たかし・名古屋市長も出席し、「名古屋に京丹後市の事務所ができて、どえりゃーありがてゃ(とてもありがたい)」と語った。京丹後市が他自治体に事務所を構えるのは初めて。

名古屋事務所は広さ15平方メートル。全国の物産を集めた「プロダクトショップ&桜通りカフェ」内にあり、企業立地とビジネスマッチングの担当者が常駐し、企業誘致活動を行うという。

京丹後市は事務所開設と同時に、「プロダクトショップ&桜通りカフェ」に出品。丹後ちりめんの小物やしょうゆなどの特産品を販売するとともに、同市産のコシヒカリと黒枝豆を使った豆ごはんなどのセット「うみゃープレート」などを期間限定で提供している。

河村市長は「京丹後は魚をはじめ、うみゃーもんがぎょうさんあり、夏は海水浴客でにぎわう。バスで京丹後に行くツアーを企画して、名古屋のみなさんと一緒にうみゃーもんを食べに行ったり、経済的な交流をしたりして、ともに地域を盛り上げていきたい」と話した。また、中山泰京丹後市長は「京都縦貫自動車が全線開通したことでもあり、両地方の住民の心と心を近づけ、絆を一層深め、両地域の発展につなげていきたい」と話した。

京丹後市ではものづくり産業の集積地であり、高速道路網の整備で丹後との時間的距離が短くなった中京圏を経済交流のパートナーとして位置付けている。

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京都府北部の自治体では、舞鶴市などが東京都に企業誘致の駐在事務所を設置していますが、名古屋など中部地方での事務所開設は珍しいと思います。ただ名古屋を中心とする中部地方は製造業分野では日本のトップをいく地域なだけに、京丹後市の判断は正しいように思います。

京都府北部と中部地方は、昨年に全線開通した舞鶴若狭自動車道や、本年開通した京都縦貫自動車道により距離的・心理的距離は縮まっており、特に金属加工業で発展した京丹後市は、技術力には定評がありため、うまく中部地方の企業と提携できれば、今後、企業誘致や産業育成に大きな弾みとなると思われます。今後に期待したいですね。


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